お知らせ

大会

第70回全国高校軟式野球選手権大会 寶馨会長『閉会挨拶』

第70回となりました全国高校軟式野球選手権大会。

緊迫した素晴らしい決勝戦でした。
優勝された中京高校の皆さん、大変おめでとうございました。中京高校はこれで4年連続14回目の優勝となります。内野投手を中心とした守り、攻撃陣も得点力があり、まさに全国の軟式高校野球チームの目標となるチームであります。おめでとうございました。

あべの翔学高校、準優勝、おめでとうございました。3年前に続いて2回目の決勝戦でした。再び中京高校と戦い敗れましたが、大阪府大会からずっと無失点、本大会でも2試合連続無失点でした。準決勝では早大学院と2-2でタイブレークとなり、決勝戦に進出しました。若林投手、村田投手を擁し、安定した戦いぶりでした。健闘を称えたいと思います。

ベスト4による準決勝も熱戦でした。専大北上高校は、本大会で宮森投手が2試合連続完封、準決勝の中京戦では、平投手が好投し、終盤の両チームの攻防は見応えがありました。1-0のサヨナラ負けでしたが、王者中京に対して堂々たる戦いぶりでした。早大学院も好チームでした。孫投手を軸にうまい試合運びで勝ち進み、準決勝でも最終回にあべの翔学に追いついて、タイブレークで敗れました。これら2校の活躍が高校軟式野球の素晴らしさを十分にアピールしてくれました。

全国の高校軟式野球部は369校あります。部員数は7,663人です。本大会に参加されたチームはもとより、全国の軟式野球部員が、引き続き軟式野球を続け、卒業しても何歳になっても野球を楽しんでくれることをお願いしたいと存じます。

最後になりましたが、本選手権大会にご協力いただきました明石トーカロ球場、姫路ウインク球場、朝日新聞社、毎日新聞社、大会役員、審判委員、グラウンド整備などに協力いただきました地元の高校生の皆様に厚く御礼申し上げ、閉会の挨拶といたします。

ありがとうございました。

(令和7年8月29日 日本高等学校野球連盟 会長 寶 馨)

バックナンバー